広島の太陽
2018年8月6日 ボローニャにて
灯籠流し、演劇、日本の食、チャリティーと、日本に関する様々な催し。
広島では毎年8月6日に、1945年に起きた原爆投下の犠牲者の方々への追悼として灯籠流しが行われています。
今年もボローニャで同じセレモニーが行われ、両都市の心が結ばれます。
当イベントはチャリティーを目的として開催されています。そして、広島の原爆投下だけではなく、福島の地震、津波と原発事故という2011年に起きた日本の三重の悲劇の未だ解決されていない問題も忘れないよう同じく目的にしています。
当催しへお寄せいただいた皆様からの寄付金の半分は、2011年3月の津波で被害を受けた石巻市渡波小学校の児童を支援する日本のNPO団体「ワタノハスマイル」に寄付されます。この団体の様々な活動の一部をご紹介しますと、津波によって残された校内の瓦礫を使った、子供たちへの物作りの指導があります。 これは現実を変える方法で、将来への信頼を回復させる方法でもあります。
もう半分は、ボローニャの社会的協同組合「Eta Beta」に寄付されます。
この協同組合は、子供たちや子供のナチュラルな権利を対象とした重要なプロジェクトにより社会的弱者の支援を行なっています。
プログラム
18時から20時
ワークショップ
「10の子供のナチュラルな権利」(5歳から12歳までの子供対象)
主催:社会協同組合Eta Beta
このワークショップでは、自然素材を使ってオブジェや小さなコンポジションを作成します。 予約は不要、定員数に制限はありません。
19時から21時30分
灯篭の配布開始、ご予約の料理の引き渡し、日本茶 の試飲。
灯篭の配布に当たって、寄付をお願いしております。お寄せ頂いた寄付金は全額チャリティーに寄附されます。
日本の食
当日は、日本の味をお楽しみいただけます。
その場で作りたての寿司が召し上がれます。日本食レストランZushi提供の料理各種の中からお選びください。割引価格でお求めいただけます。ご希望の方は、8月5日の20時までにオンラインでご予約下さい。料理は当日カヴァティッチョ公園での引き渡しになります。
これらの売り上げの一部は寄付されます。
日本茶
Il mondo di Eutepiaとのコラボレーションにより、日本茶(玉露、煎茶、抹茶)を味わっていただけます。
これらの売り上げの一部は寄付されます。
19時より
日本の色彩
ジョルジョ・アミトラーノ氏との対話
氏の最新著書「Iro Iro. Il Giappone tra pop e sublime」の出版に際してお話しいただきます。
20時30分より
舞台
Il primo sole (… nel resto buio)
出演:ドナテッラ・アッレーグロ、ニコーラ・ボルトロッティ
1945年8月6日の原爆に永遠に焼かれる前、子供から見た最後の夏の思い出の旅
この企画は、エミリア・ロマーニャ州文化局の後援を受けています。
21時30分
灯籠流し
参加者のために1000の灯籠を用意しております。
入場無料
会場:カヴァティッチョ公園(入り口はAzzo Gardino通り又はFratelli Rosselli通りから)
情報
tel: 051 381694
www.nipponica.it
後援:
イタリア外務省
エミリア・ロマーニャ州
在ミラノ日本総領事館
Alma Mater Studiorum ボローニャ大学
ボローニャ市