月の音と草本 - くさだち

ボローニャ,  2006年9月29日~2006年10月7日
生け花デモンストレーションと展覧会初日

生け花の魅力は生命に潜むパラドックスの中にあります。この秘密めいた理由の一つはそれを表す文字に表されます。生け花の「生」は摘まれた草や木のために使われますが実は生命を反射しているのです。MoriokaRyosho先生に創作をゆだねたこの展覧会月の音と草本は草月流の流れを汲む様式です。文字に見て草月流とはまさに「草」と「月」。1927年に勅使河原蒼風の思いにより古代からの伝統芸術を現代芸術にうまく接ぎ木するために生み出された草月流。この流派は当初よりその独自の様式を確立し現存する流派でも取り分け貴い流れを汲んでいます。Morioka先生はプロジェクトニッポニカの鍵となる部分をボローニャのMuseo della MusicaPalazzo Sanguinettiに活けこみました。

  • 92915.00 生け花デモンストレーションと展覧会初日

入場無料(要予約) 定員になり次第締め切り

  • 展覧会は入場無料

開催時間:火曜日~木曜日 10.00 - 13.30

    :金曜日~日曜日10.00 – 17.00